判決謄本の翻訳(日英)|行政書士の安心品質

判決謄本の英訳を、提出で確認しやすい形に整える
必要範囲の整理、表記ルールの統一、原文との照合性まで配慮し、提出先での確認が進みやすい英訳を作成します。
【2026年2月5日公開】
「判決謄本の英訳が必要になったが、何から着手すればよいか分からない」
「原本はあるものの、スキャンやデータ化の準備が間に合わない」
「提出先から英訳を求められたが、分量が多く対応に不安がある」
判決謄本(判決書)の翻訳は、契約書や一般的な証明書翻訳と比較して情報量が多く、 固有名詞・数値・別紙(目録)など注意を要する要素が多数含まれます。 そのため、単に訳文を作成するだけでなく、提出先で適切に確認・判断される状態に整えることが重要です。
なないろ証明書翻訳では、判決謄本 翻訳(日英)をPDFまたは写真の共有からご依頼いただける形で受け付けています。 データ化されていない場合でも、判決謄本を撮影して共有いただければ、 提出に用いることを想定した英訳として整えたうえで納品いたします。 納期は原則として2営業日を基本としていますが、 分量・判読性・別紙の有無等により前後する場合があります。行政書士が責任を持って対応します。
目次
1. 判決謄本の英訳で「提出が止まる」主な原因
判決謄本の英訳が求められる場面では、時間的な制約がある一方で、提出先は形式的・客観的に要件を確認します。 提出で止まりやすい原因は、翻訳の出来不出来以前に、次のような点にあります。
- 必要なページが不足している(別紙・目録の欠落 等)
- 表記が統一されていない(氏名・事件番号・日付・金額 等)
- 原文との対応関係が分かりにくい(体裁が整っていない)
- 画像が不鮮明で読み取れない(数字・漢字の誤読につながる)
- 提出先の指定が途中で判明する(形式・証明要否 等)
特に多いのが、「主文のみ翻訳して提出したところ、後日理由や別紙の提出を求められた」 「当事者名の表記がページごとに異なって見えると指摘された」といった、提出用としての整理不足による差し戻しです。 提出に用いる英訳では、「翻訳」と「整える作業」を分けて考えず、 重要ポイントを初期段階で固めていくことが重要です。
2. PDF・写真でのご依頼前に確認したい3点
PDFや写真の共有から進めることは可能ですが、次の3点が分かると進行がより円滑になります。 難しい説明は不要で、分かる範囲の共有で問題ありません。
1)提出先(どこに提出するか)
提出先により、必要な翻訳範囲や形式が異なるためです。 提出先からの指示(メール、要領、チェックリスト等)がある場合は、そのまま添付してください。 提出先が未確定の場合でも、「海外の機関へ提出予定」「相手方へ提出予定」など、分かる範囲で問題ありません。
2)期限(いつまでに必要か)
通常は2営業日を基本としていますが、分量や別紙の多さにより調整が必要となる場合があります。 提出日から逆算し、無理のない進め方をご提案します。 期限が限られている場合には、一次提出として主文中心で整え、必要に応じて追加翻訳する段階的な進行が適することもあります。
3)希望する翻訳範囲(全文/主文中心/該当箇所)
提出先指定がない場合は、「相談したい」とお伝えいただければ問題ありません。 一般的には、事件表示・主文・理由の主要部分・別紙(目録)が対象となることが多いです。 「まずは必要最小限で提出したい」「追加に備えて整え方を揃えておきたい」など、 進め方のご希望があれば一言添えてください。
3. 翻訳範囲の考え方|どこまで訳すべきか
判決謄本は文書ごとに構成が異なることがありますが、概ね次の要素で成り立ちます。
- 事件表示(裁判所名、事件番号、当事者 等)
- 主文(結論)
- 理由(結論に至った判断過程)
- 別紙・目録(請求目録、当事者目録、物件目録 等)
- 末尾の署名押印・送達に関する表示(ある場合)
全文翻訳が適するケース
- 提出先から全文指定がある
- 理由部分を含めた判断が必要
- 追加提出が生じると対応が難しい
- 別紙・目録が多く、部分翻訳では整合が取りにくい
抜粋翻訳が適するケース
- 提出先が「結論(主文)が分かれば足りる」としている
- 結果確認が主目的で、理由の詳細が不要
- 一次提出後、必要に応じて追加翻訳する運用
- 分量が多く、優先順位を付けて進めたい場合
見落とされやすいのが別紙・目録です。別紙や目録に対象物・当事者情報が集約されている場合、 本文のみを翻訳しても提出先が判断できず、照会や差し戻しにつながることがあります。 最初に別紙の有無を確認し、必要範囲を確定させることが重要です。
4. 提出用英訳で重要な表記統一(氏名・日付・金額 等)
提出用の英訳で最も重視されるのは、英語の流暢さではなく正確性と確認可能性です。 表記が揺れると、別人・別日・別金額と誤認されるおそれがあります。 判決謄本は固有名詞や数値が多いため、表記の統一は提出実務に直結します。
統一すべき代表項目
- 氏名・法人名:指定表記があれば最優先。指定がない場合は一定ルールでローマ字化し全体で統一
- 裁判所名・事件番号:正式名称に寄せ、記号やスペースなどのブレを排除
- 日付:表記形式(例:YYYY-MM-DD)を統一し、元号→西暦の扱いも固定
- 金額・利率:通貨表記(JPY/yen/¥)の方針、桁区切り、条件(期限・利率)を統一
- 住所・地名:ローマ字化の方針と番地表記(ハイフン化・順序)を全体で統一
提出先が求めるのは「英語として上手い文章」ではなく、原文と照合できる英訳です。表記の揺れを抑えることで、 審査側の確認が進みやすくなり、追加照会や差し戻しのリスクを下げられます。
5. 写真からの翻訳について(判読性のポイント)
写真からのご依頼も可能ですが、判読性は品質に直結します。判決謄本は数字や固有名詞が多く、 読み取りに不確実性が残る状態で進めると、確認事項が増えやすくなります。 次の点を押さえるだけでも、読み違いのリスクを下げやすくなります。
- ページ全体が写っている(端が切れていない)
- 文字が潰れていない(拡大しても読める)
- 影・反射が少ない(照明を変えるだけで改善することもあります)
- 可能な範囲で真上から撮影し、傾きを小さくする
- 別紙・目録・表は特に高解像度で
- 複数枚を送る場合はページ順が分かる形にする
判読が難しい箇所がある場合は、こちらから確認し、必要に応じて撮り直しをお願いするなど、 誤訳を避ける運用で進めます。提出に関わる書類であるため、読めない箇所を曖昧に進めないことを優先します。
6. 納品物の整え方(体裁・用語統一・照合性)
提出用の英訳は、訳文の内容だけでなく「体裁」も重要です。 原文との照合がしやすいよう、次の点を整えます。
- 見出し・段落・番号を読みやすく整理
- 同一語は同一訳語に統一(用語の揺れを抑制)
- 別紙・目録を本文と連動させ、参照関係が分かるよう整理
- 不鮮明箇所がある場合の扱いを明確化(確認・注記 等)
- 数値・単位・日付の表記を統一し、読み手が追いやすい形に整備
提出先に指定フォーマットがある場合は、可能な範囲でそれに合わせて整えます。 指定がない場合でも、提出での照合を想定した崩れにくい体裁でまとめることが重要です。
7. 料金・納期の目安と変動要因
判決謄本 翻訳(日英)は、基本2営業日での納品をベースに対応しています。 ただし、次の要素で納期・費用が変動することがあります。
- ページ数(本文+別紙+目録)
- 表・一覧の多さ(別紙が多い場合)
- 画像の判読性(読み取りに時間を要する場合)
- 表記指定の有無(パスポート表記、指定書式 等)
- 納品形式(Word/PDF、対訳 等)
- 途中で提出要件が追加され、翻訳範囲が増えるケース
提出要件が不明な場合でも、まず事件表示・主文を中心に一次提出用を整えるなど、 状況に応じて進め方をご提案します。無理のない範囲で、手戻りが生じにくい整理を行います。
8. ご依頼の流れ(3ステップ)
ご依頼から納品までの流れは、次のとおりです。必要事項は多くありません。
ステップ1:資料を送る(PDFまたは写真)
- 判決謄本一式(可能な範囲で問題ありません)
- 提出先の指示があれば一緒に送付
- 「全文/主文中心」など希望があれば一言添える
ステップ2:必要範囲と表記ルールを確認
- 別紙・目録の扱い
- 氏名・日付・事件番号等の統一方針
- 提出先要件(フォーマット指定、証明要否 等)
- 不鮮明箇所がある場合の確認(読み違い防止)
ステップ3:提出に使える英訳として納品
- 体裁・用語統一を整えた英訳を納品
- 追加範囲が必要になった場合も対応可
9. よくある質問(Q&A)
Q1. 写真だけでも依頼できますか?
A. 可能です。ページ全体が写り、文字が潰れていなければ進められます。表や別紙は高解像度が望ましいです。
Q2. どこまで翻訳すれば良いか分かりません。
A. 提出先の要件が最優先です。指定がない場合は、事件表示・主文・理由の主要部分・別紙(ある場合)を起点に整理します。
Q3. 別紙(目録)も翻訳が必要ですか?
A. 対象物や当事者情報が別紙にまとまっている場合、必要になることが多いです。本文のみでは提出先が判断できず、照会の原因になりやすいポイントです。
Q4. 氏名のローマ字表記に指定がないのですが大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。一定のルールで統一し、同一人物・同一法人の表記が揺れないよう整えます。指定がある場合はそれを優先します。
Q5. 翻訳証明書は必要ですか?
A. 提出先によります。必要な場合/不要な場合があるため、提出先の指示に沿って案内します。
10. まとめ|提出実務を見据えた英訳が重要
判決謄本の英訳は、準備が大変に見えて後回しになりがちですが、実務上は次の要点を押さえることで、 提出で止まりやすいリスクを下げやすくなります。
- 必要範囲の整理(別紙・目録の有無を含めて確定する)
- 表記ルールの統一(氏名・日付・事件番号・金額等の揺れを抑える)
- 原文との照合性を確保した体裁(審査側が確認しやすい構成に整える)
なないろ証明書翻訳では、PDF・写真の共有から始めて、提出に用いることを想定した英訳として整えたうえで納品します。 ご依頼の段階では「提出先」「期限」「資料(PDF/写真)」の3点が分かれば十分です。 こちらで必要範囲と表記ルールを整理し、提出実務を見据えた形で対応いたします。
なないろ証明書翻訳は、翻訳実務に精通した行政書士2名体制で、海外提出を見据えた形式面まで確認のうえ対応します。 公証・アポスティーユの取得および申請代行にも対応可能です。
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